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ピロリ菌と口臭について

口臭がずっと気になっていて、いろいろ試しましたが治らず、インターネットで調べたらピロリ菌が原因の場合があるとあったので、内科で内視鏡検査をし、呼気検査と血液検査をしたところピロリ菌がいました。一次除菌は失敗してしまい二次除菌は副作用で中止してしまいました。一年半後にまた違う内科で受診して内視鏡検査をして呼気検査と血液検査でピロリ菌を調べたところいなくなっていました。最後は中止して最後まで薬を飲まずに終わってしまったのにピロリ菌がいなくなっているなんてことあるんですか?!ですが口臭はまだ気になります。
長くなってしまいすいません。よろしくお願いします。

質問者:まみ さん

2018/03/19 19:00

【カテゴリー:その他

1件の回答があります。

回答者

水野 靖大

<医師>

専門家の回答回答日時:2018/03/19 20:04

まず、除菌中止でピロリの除菌が可能かということですが、どのくらい薬を服薬した時点で中止したかによります。ある程度、4日以上くらい服用している場合は、除菌できていることもあります。
除菌薬の抗生剤は胃内のPH(酸性・アルカリ性の度合い)がより高い(酸性の度合いが低い)方がよく効きます。しかし、以前に除菌に使われていた制酸剤では胃酸を抑えるまでに時間がかかり、除菌開始後すぐに除菌にとって良い状態を作り出せていませんでした。
ところが、数年前から出ている制酸剤は、すぐに胃酸を抑えることができるので、除菌開始直後から抗生剤が効果的な働きをすることがわかっています。そのために、実質除菌に7日はいらなくなっているのかもしれません(今の所、きちんとしたデータで証明されているわけではありません)。
おそらく、質問者さんも除菌できているのでしょうが、気になるようなら、また、来年の胃カメラの後にでもピロリ菌の再チェックをしてみてはどうですか?
また、残念ながら口臭の原因はこの質問からはわかりません。

水野 靖大 <医師> マールクリニック横須賀 HPはこちら »

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