タケキャブも、従来のPPI(プロトンポンプ阻害薬)に変更します。
タケキャブはPPIの仲間ではありますが、カリウムイオン競合型アシッドブロッカーに分類されるもので、従来のPPIとは別物です。
タケキャブにアレルギーがある人で従来のPPIにアレルギーがない人はよくいらっしゃいます。
逆に、タケキャブは他のPPIに比べてアレルギーを起こすことが少し多いようです。→どこに参考資料は載っているのでしょうか。調べてもでてきません。
1件の回答があります。
水野 靖大
<医師>
最初5行に関しては、タケキャブと他のプロトンポンプ阻害薬のドラッグインフォメーションを見ていただければいいです。
次の2行は、目的は同じでも作用の仕方が違う薬剤ではアレルギーがでない(100%はありませんが)ことは、どこに載っているということではありませんが、ご理解いただけるかと思います。
最後の2行は、確かに誤解を与えたかもしれません。ドラッグインフォメーションや参考書に載っている話ではなく、実臨床で使っていての感じです。正確に有意差を検定したわけではないので、経験的にとつければよかったですね。
ですが、この質問のコーナーではいわゆる教科書化された情報のみではなく、実臨床の話、学会での話などを加味して総合的に記載しています。
タケキャブが僅かながら他のPPIよりアレルギーが多いと経験的に感じるというのは私の意見であり、かつ多くの症例を経験された複数名の先生(ご迷惑になるのでお名前はお教えできません)も同意されたことです。しかし、これが有意差がついた話とかそういう類の話ではありません。
ご理解いただければありがたいです。
水野 靖大 <医師> マールクリニック横須賀 HPはこちら »
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自覚症状が少なく胃がんリスクの高いピロリ菌感染の重大性を感じ、
積極的に地域の皆さんに検査の必要性を啓蒙しています。